相続登記に古い除籍謄本等を必要とする理由

通常、結婚するまでは、父母の戸籍に記載されていますが、結婚すると夫婦の新戸籍ができます。

父母の戸籍にいた間に、

  • 他の家の養子になった
  • 養子を貰った
  • 結婚前に子供がいた
  • 結婚したが離婚して実家に戻った場合

…等に、現在把握している相続人の他に、相続する権利のある者がいることもあります。

そこで、他に相続人がいるか、いないか…を確認する必要があります。

その調査のためには、結婚前の戸籍、つまり、結婚当時の父母(お亡くなりになられた方の父母)の戸籍、または除籍謄本が必要になるのです。また、転籍をしている場合には、転籍前の除籍謄本が必要になることもあります。

*これらの書類の取り寄せが不慣れ、あるいは、遠方で困難な場合には、当事務所で郵送にて取り寄せも致します。